父の変化と向き合う日々、介護生活を通して感じたこと
今年は案外涼しい、北海道らしい夏と思っておりましたが、
7月後半から徐々に気温が高くなり、厳しい夏が到来してきましたね。
道外と比べると過ごしやすいとは言え、やはり辛く感じてしまう今日この頃です。
さて、今までは私のサロンでの施術に関係するお話を書かせて頂いておりました。
その中でも「介護」についてお話をしました。
実際、私自身も現在87歳の認知症の父と生活をともにしております。
同じようにご高齢の親御様がいらっしゃるお客様もご来店されています。
今回は、私自身の経験をもとに、少しだけ「介護生活」についてお話ししたいと思います。
私は、めちゃめちゃ資格マニアです。
毎年何かの資格試験を受けています。
民間資格・国家資格問わず、本当に「どこに向かって行くの?」と言われるほど。
資格を取得して自信をつけること、自己満足かもしれませんが、自分の出来ることの可能性を広げること。
専門的知識を得る機会は、意外と少ないのかもしれません。
本題の「介護生活」に戻りますね。
セラピストとしてサロン活動をする中でご縁があり、介護事業所をされているお客様の会社でお仕事をすることになりました。
介護生活が始まったきっかけ
今からちょうど3年前の12月中旬、父から「腰が痛くて動けないから病院に連れて行ってくれ」という電話が始まりでした。
当日はご予約のお客様があり、ご予約時間の1時間前だったため「仕事があるから無理!」と一度は断りました。
しかし父の性格を考えると、後々遺恨を残すと思い直し、病院へ送るだけなら大丈夫だろうと迎えに行き、送り届けました。
その後、自分の仕事を終わらせ介護の会社へ出勤しましたが、父からの連絡はなく少し不安になりました。
午後3時を過ぎた頃、父を送った病院から何度か電話があり、折り返すと「入院となったので手続きをしに来てください」とのこと。
勤務終了後に急いで向かい手続きをし、少しだけ面会ができるとのことで父と会うと、私の知っている父とは180度違う姿がありました。
目の焦点が合わず、ぼーっとし、覇気がなく、歩行器を使いながら歩く父。
ショックもありましたが、「認知症なのでは?」という確信に近い気持ちがありました(この時点では医師の診断はありません)。
着替えを届けるために会う度に、その気持ちは強くなりました。
腰の痛みは仙骨の骨折でした。
排尿障害もないため、気づきにくかったようです。
入院はおおよそ3週間程でしたが、父の行動や感情の起伏の激しさに戸惑い、悩みました。
しかし、自分が直感的に感じたことを頼りに受診できる病院を探し、相談し、予約を取りました。
認知症に対しての不安や恐れなど、その時はまったくありませんでした。
なんの根拠もなく行動できた自分が、今思えば恐ろしいです。
仙骨の骨折が完治してから、予約を入れていた病院へ受診しました。
病院では頭部CTを撮影しました(病院によってはMRIの場合もあります)。
検査後、診察の際に入院中の父の様子(行動や感情の起伏の激しさ)などを話した後、担当医からCT画像を見ながら説明を受けました。
「脳の萎縮も見られ、数ヵ所小脳梗塞が起きていた痕跡もありますね」
「認知症でしょう」
父にとっては「そんなことは?!」と思うこともたくさんあったとは思いますが、私はストンと腑に落ちました。
認知症と言っても、多分まだ要介護と要支援の間。
介護生活の現実と悩み
しかしながら現実は厳しいです。
介護保険が適用されるかどうか。
働きながら通院の付き添いをすること。
日中の生活はどうすれば良いのか。
本当にたくさんのことを抱えるのが現実です。
私は専門の事業所で働いていたため、その都度社長やスタッフにアドバイスを受けられる環境でした。
そして通院を始めた病院の担当医へ、小さな変化も話し、どう対応すべきか、分からないことを率直に相談しアドバイスを求めました。
認知症という言葉を耳にするようになったのは、ここ数年、数十年のこと。
痴呆・ボケと言われた時代が長く続きました。
人が人としての尊厳を持って生きる、当たり前のことができなかった時代もあります。
「認知症だから分からないだろう」
「認知症だからこれくらいはやってもらって当たり前」
前者も後者も、介護される側・介護する側の両者が傷つきます。
そして後者は介護者が心身ともに疲弊してしまいます。
では、どうしたら良いのでしょうか。
あくまでも私が経験したことや考えを一例としてとらえ、専門家の意見を取り入れていただけるきっかけとなれば良いかと思います。
投稿者プロフィール

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お客様自身に身体の状態を知って頂き、痛み・不調の原因となっている箇所・生活習慣の改善、運動不足の解消等について、お客様が日常生活に取り入れながら改善できる事を提案。
ご自分の身体の状態を知っていただき、症状が悪化する前に予防できる対策ができる場としての「メンテナンスサロン」を目指しています。
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